s+arts Room 2【Saki Makita solo exhibition】
牧田紗季 " こころの奥には何がある "
2020.6.3(Wed) - 6.7(Sun) 会期中無休
12:00 - 19:00(最終日17:00まで)(The last day until 17:00)
*レセプションパーティーはございません。
*今後も急遽展示日程の変更等がある場合がございます。ホームページやSNSをご確認の上、ご来廊下さいますようお願い申し上げます。
【皆様に安心して展示をご覧いただくために】
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、ご来廊の際には次の事にご協力ください。
*マスクの着用と、入口に設置の消毒用除菌スプレーにて手指の消毒をされてから会場にお入りください。
*入店時に非接触の体温計にて体温測定させていただきますので、ご了承ください。
*他の方と十分な距離をとってご鑑賞ください。
*5名以上のグループでの来廊はお断りさせていただきます。また、混雑(5名以上が同時に展示スペースにいる場合等)が発生した場合は、お待ち頂くこともございますのでご了承ください。
ギャラリーでは、こまめな換気、スペースの清掃、スタッフの健康管理、うがい手洗い消毒、マスクの着用の徹底をいたします。
s+arts(スプラスアーツ)より、牧田紗季による個展「こころの奥には何がある」の開催をお知らせいたします。
牧田紗季は、現実の世界で生活することによって生じた心の澱(よどみ)を絵画に昇華させたいという思いから、重力から解放された夢の中のような浮遊感のある情景を、日本画の技法を用いて描きます。
誰もが持っているであろう漠然とした不安や孤独感、言いようのない悲しみや痛みは、心の奥底にしまい込まれ、澱となって蓄積していく、と牧田は考えます。夢のような世界への憧れを作品に織り交ぜながら、現実で生じた負の感情を形にするようにして作品を制作しています。これは、作家自身にとって作品制作そのものが、ある種の現実逃避願望の現れとなっているのかもしれません。しかしながら、同じく鑑賞者にも、無意識のうちに溜めこめてしまっている心の澱を、少しでも軽くできるようにと願い制作された牧田の作品は、日本画の落ち着きのある色味と質感により、美しく、どこか希望を求めるようにも見受けられます。
牧田にとって3年ぶりの個展となる本展では、心の中に散り積もった澱から、少しずつ丁寧に掬い上げるようにして出来た小作品や、標本のように保存されているものなど、心の奥に潜んでいる様々な要素を採集するようにして制作された作品も発表いたします。
これを機に是非ご高覧くださいますようお願い申し上げます。
牧田 紗季 Saki Makita
1990 鹿児島県生まれ
2013 京都精華大学 芸術学部 造形学科 日本画コース 卒業
2015 多摩美術大学大学院 修士課程 絵画専攻 日本画領域 修了
現在 愛知県在住
個展
2016 「つめたいまどろみ」 画廊・珈琲Zaroff(東京)
2015 「白昼夢と投身」 アートスペース88(東京)
「耳鳴りの間(東京)」 ギャラリー椿(東京)
「耳鳴りの間(大阪)」 アートスペース亜蛮人(大阪)
主なグループ展
2020 「アートのチカラ」 伊勢丹新宿店(東京)
「山本冬彦が選ぶ若手作家小品展Ⅵ」 枝香庵(東京)
2019 「思い思いのプロフィール」 artTruth(東京)
「KENZAN2019」 新宿パークタワー(東京)
「素材と内面」 s+arts(東京)
2018 「式日」 ギャラリー子の星(東京)
「Roppongi α Art Week」 Shonandai Gallery(東京)
2017 「羅針盤セレクション」 アートスペース羅針盤(東京)
2016 「spring show」 ギャラリー椿(東京)
2015 Rieko Honma Photo Exhibition「Sink Into The Dream」 ゲスト出展 / gallery NIW(東京)
2014 「Octet-2014 多摩美術大学大学院 日本画専攻2 年生展-」 佐藤美術館(東京)
「欲望少女」 デザインフェスタギャラリー(東京)
「狂気乱舞」 アートコンプレックスセンター(東京)
2013 HOTサンダルプロジェクト「2013未来の収穫祭」 丸亀市生涯学習センター(香川)
「2013 ユニグラバス小品展」ギャラリーUG(東京)