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【 Nobuaki Yamanaka solo exhibition】
山中宣明 ー 残響 reverberation ー
2021.8.31(Tue) - 9.19(Sun) 9.10(Fri), 14(Tue)休廊
12:00 - 19:00
*9.9(Thu), 最終日 17:00まで / 9.9(Thu), The last day until 17:00)
*レセプションパーティーはございません。
s+arts(スプラスアーツ)より、山中宣明 個展「残響 - reverberation -」の開催をお知らせいたします。
山中宣明は、古典技法の基礎を元にしながら、テンペラ等の顔料を含め様々なメディウムを用いて、透明と不透明、有機性と 無機性、偶然と必然等相反する要素の融和を強く意識しながら制作している作家です。西洋美術史の文脈の中での抽象画の概念だけでなく、水墨画等の東洋的心象性哲学性も創作の規範としている山中の作品は、国内外で高い評価を得ています。
作品を見た後に人が受け取る「感覚」を重点に置き制作を続ける山中は、「音」という目に見えない刺激への
表現を用いて自 身の絵画を表すことがあります。様々な素材が交じり幾層ものレイヤーで織り成される画面空間に、更に線と面のパースの解体と再構成を意識的に取り入れ制作をすることで、奥行き感が伸びるかのように
残響的なイメージのレイヤーが加わるのが、 昨年より発表を続けているreverberationシリーズです。
「Order in chaos and chaos in orderを強く意識した」と山中が語る本展では、新たな絵画の仕組みや絵が立ち上がるとは何 かを改めて模索し、制作した新作を発表いたします。音の映像化、残像の視覚化、相反する作為と無作為、静と動、有機性と 無機性等、様々な要素を一つの画面の中で調和させ、目に見えない感覚を描くことを一貫したテーマとして掲げつつも、色味 の幅や奥行きを増し、作品毎に異なる印象を与えます。
シンプルでありながらも複合的なニュアンスを持つことで、大変美しく趣のある印象を受ける山中の作品は、色鮮やかにも渋 く深みのあるようにも見受けられ、観る者を魅了することでしょう。 これを機に、山中宣明の新作展を是非ご高覧頂けますようお願い申し上げます。
山中 宣明 Nobuaki Yamanaka
1952 茨城生まれ
慶應義塾大学美学美術史東洋美術史専攻卒
個展
2021 「残響 -reverberation-」s+arts / 六本木
2020 「残響 -reverberation-」つくば美術館 / 茨城
「残響 -reverberation-」s+arts / 六本木
「An anonym」中和ギャラリー / 銀座
2019 「Transparent Rhyme」 s+arts / 六本木
2018 「An anonym」Shonandai Gallery / 六本木
2017 「An anonym」Shonandai Gallery / 六本木
2015 「An anonym」ギャラリーしえる / 水戸市
2013 ギャルリーパリ企画「An anonym」/ 横浜
2011 12 SEASONAL MUSIC / 茨城県近代美術館内レストラン
公益財団法人常陽芸文センター主催/ 藝文プラザ
韻-静寂の彼方に聴こえるもの/ 水戸市
2009 ギャラリーしえる企画「NEW WORKS」/ 水戸市
2008 アートワークスギャラリー企画「NEW WORKS」/ 水戸市
2006 朝日アートギャラリー新作展 / 銀座
2005 朝日アートギャラリー新春個展 / 銀座
2004 「Rhyme」Gallery Satellite / PARIS
2003 ギャラリーサザ新春特別企画個展 / ひたちなか市
2002 アートスペースあるる オープン記念企画個展 / 牛久市
GALLERY@49/ NEW YORK
2001 「TRANCE」STUDIO DʼARS/ ITALY MILAN
2000 「TRANCE」HANAE MORI BLDG/ 青山
「TRANCE」CAST IRON GALLERY/ NEW YORK *2000年より前省略
グループ展
2021 「透0韻」MEDEL GALLERY SHU / 日比谷
「超克の標」 あかね画廊 / 銀座
2020 「超克の標」 あかね画廊 / 銀座 ギャラリー唐橋 / 滋賀
「現代茨城作家美術展」茨城県立近代美術館 / 茨城
2019 「二科展」東京都美術館・国立新美術館/ 東京 (第73回二科展より出品 1988~)
茨城の美術セレクション 天心記念美術館 / 五浦
x4展 Medel Gallery 帝国ホテル / 日比谷
Affordable Art Fair 香港 (Shonandai Galleryより出品)
2018 「超克の標」あかね画廊 / 銀座 ギャラリー唐橋/ 滋賀
「つくば美術展」つくば美術館 / つくば市
Affordable Art Fair シンガポール・ブリュッセル (Shonandai Galleryより出品)
2017 版画コレクション展 画廊るたん/ 銀座
ART FAIR TOKYO2017 KATO ART DUOブース / 東京
「茨城美術セレクション展」つくば美術館/ つくば市
2016 「INTERPLAY」夢の庭画廊 / 上田市
「つくば美術展」つくば美術館 / つくば市
「現代茨城作家展」茨城県近代美術館 / 水戸市
SUNRISE ART GALLERY Opening / ジャカルタ
ART BAZAAR JAKARTA / ジャカルタ
BUSAN ART FAIR 2016 / 佂山・韓国
2015 「素材考」ギャラリー暁 / 銀座
「×4展」上野の森美術館ギャラリー・銀座井上画廊/ 東京
2014 「現代茨城作家展」茨城県近代美術館/ 水戸市
「つくば美術展」つくば美術館/ つくば市
「銀座井上画廊20周年記念展」銀座井上画廊/ 銀座
「日中交流美術展」/ 甲府市
「形象の響き」東海ステーションギャラリー / 那珂
2013 ギャラリー暁 林紀一郎企画 小品展 / 銀座
ギャラリー暁 オープニング企画 ドメイン展 / 銀座
ギャラリー暁 中野中企画オープニング展 / 銀座
Nikei Fine Art セントーサ オープニング企画展 / シンガポール
2012 Nikei Fine Art オープニング企画展 / シンガポール
都美術館企画 第1回公募団体セレクション展/ 上野
日韓選抜現代美術作家展 Orie Art Gallery/ 青山
「×4ファイナルセッション」東京ヒルトン・アートスクエアー/ 新宿
「現代茨城作家展」茨城県近代美術館/ 水戸市
つくば市主催「つたわる」つくば美術館/ つくば市
2011 茨城一陽展 招待出品/ つくば市
ギャラリーしえる新春企画 富士展/ 水戸市
Gallery Imperial セッション8/ 六本木
2010 西船ギャラリー ×4展/ 船橋
ART BOX GALLERY企画 二科4人展/ 銀座
新美術新聞後援「交差するエナジー展」東京八重洲画廊/ 東京
2009 全日本美術新聞企画「明日への夢展」原田の森ギャラリー/ 神戸
「現代茨城作家展」茨城県近代美術館/ 水戸市
「GROUP SHOW」JM GALLERY/ NEW YORK
2008 福島現代美術ビエンナーレ/ 福島市
アートワークス主催 ミニアチュール展/ 水戸市
中野中企画 新世紀の顔・貌・KAO/ 銀座他巡回
つくば市主催「かんじる」つくば美術館/ つくば市
朝日アートギャラリー企画×4ドローイング展/ 銀座
「GROUP SHOW」JM GALLERY/ NEW YORK
2007 朝日アートギャラリー企画×4展/ 銀座
「風と土の芸術祭」/ 福島
「GROUP SHOW」JM GALLERY/ NEW YORK
「現代茨城作家展」茨城県近代美術館/ 水戸市
2006 「GROUP SHOW」JM GALLERY/ NEW YORK
2005 「DRAWING展」茨城県つくば美術館/ つくば市
2005~00 「PAPER ABSTRUCTION」GALLERY@49/ NEW YORK
2004 「TX開通記念展」茨城県つくば美術館/ つくば市
2002 ニューヨーク・ハワイ二科選抜作家展/ NEW YORK・HAWAII
2000 「INTERPLAY 相互作用」埼玉県近代美術館/ さいたま市
「ポルトガル二科展」GALERIA MUNICIPAL DE ARTE/ LISBOA
「GROUP SHOW」JM GALLERY/ NEW YORK
1999 「GROUP SHOW」GALLERY@49/ NEW YORK
「第1回現代茨城作家美術展」茨城県文化センター/ 水戸市
1998 「二科六人展」ギャラリーニケ/ 銀座
1997 「第32回文化庁現代美術選抜展」巡回展
1993 「春季二科展招待出品」銀座松屋/ 銀座
1993, 92, 90, 89 「上野の森絵画大賞展」上野の森美術館/ 台東区上野
1992 「INTERPLAYʼ93 相互作用」茨城県つくば美術館/ つくば市
「裸婦クロッキー展」アートギャラリーつくば/ つくば市
1989 「TAMON賞展/三木多聞の眼」高島屋/ 柏市