s+arts Room 2 Roppongi α Art Week【Knock - Knock】Yeji Sei Lee / Takato Usuda

Knock - Knock Yeji Sei Lee / 臼田貴斗

2019.2.22(Fri) - 3.3(Sun)会期無無休
12:00 - 19:00(最終日17:00まで)(The last day until 17:00)
Reception:2.22(Fri)18:00〜20:00

左:Yeji Sei Lee “ Vietnam 1” 2018 パネルに水彩、油彩 , 273×160mm (部分)
右 : 臼田貴斗 “ スペースボクサーの小さいおばさん ” 2018 FRP, 830×280×250mm (部分)

s+artsより、Yeji Sei Leeと臼田貴斗による二人展「knock-knock」の開催をお知らせいたします。本展は、六本木の4ギャラリー による企画「Roppongi α Art Week 2019」の一環として開催いたします。

Yeji Sei Leeは、身の回りの生活や旅先で見た景色・場面、記憶の断片をもとに制作しています。これらをシンプルな図として捉え、物や形の連続性、人の並びの面白さに着目し、油絵や水彩等様々な素材を用いて表現しています。

臼田貴斗は、「人間しか持ち得ない独特で複雑な内面性に興味があります。」と話します。その内面性のリアリティーを自身の表現で可視化させ、作品を見る者の「内臓をつかむような感動」を与えられるようにと彫刻作品を制作しています。

本展タイトルにある“knock-knock”とは、ノックする時の英語音で、日本語でいう“コンコン”にあたります。扉や壁の向こうに人の存在を感じさせるような展示にしたいと、人を題材に制作することが多いLeeと臼田が考えました。また、作品を見る者(鑑賞者)と見られる者(作家)をノックする側とされる側に例え、双方の関係性を意識した展示への想いが込められています。これを機に、現在在学中の作家による展示を是非ご高覧いただけますようお願いいたします。

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Roppongi α Art Weekとは▼
Roppongi α Art Weekは、六本木の4ギャラリーが、国立新美術館で開催される五美大展と同じ時期に、現役美大生・院生又は若い美大出身者による展覧会を開催するイベントです。美大生のポートフォリオレビューも行っておりますので、お気軽にギャラリーまでご連絡ください。また、参加ギャラリー全てをまわると景品がもらえるスタンプラリーも実施いたします。一度に多くの若い作家の作品が見られる好機ですので、五美大展と一緒に是非ご覧下さい。

参加ギャラリー
Gallery Lara Tokyo(六本木605画廊)/ KURUMʼARTcontemporary(六本木605画廊)/ Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi / s+arts


李 晟 睿智 Yeji Sei Lee

1995 東京都生まれ
2012 Spectrum High School, MN, USA 留学
2015 女子美術大学付属高等学校 卒業
2016 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 入学

個展
2018 Yeji Lee 個展 「STAR GAZER」 馬喰町 FACTORY (東京)

グループ展
2019 学部三年生展覧会 「NI/O 展」 3331 Arts Chiyoda (東京)
2018 藝祭学年展 「NI/O 展」始発点 東京藝術大学 (東京)
A-TOM 賞受賞作品展 「都市じゃないかも展」 コートヤード HIROO (東京)
2017 学部二年生展覧会 「あの動脈とこの静脈 -時と空間の旅-」 東京藝術大学 (東京)
2016 藝祭学年展 「ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ展」 東京藝術大学 (東京)

受賞
2018 A-TOM 賞

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臼田 貴斗 Takato Usuda

1995  東京都生まれ
2015  東京藝術大学美術学部彫刻科専攻 入学

展示
2018 「都市じゃないかも展」 コートヤードHIROO (東京)
2017 「子供は誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいれるかどうかだ。 パブロ・ピカソ」 東京藝術大学美術館 (東京)
   「東京藝術大学彫刻科3年有志展」東京藝術大学 (東京)
   「東京藝術大学彫刻科2年展 -分水嶺-」東京藝術大学 (東京)
2016 「呼吸するカタチ」 東京藝術大学 (東京)

受賞
2019 平成藝術賞
   サロン・ド・プランタン賞
2018 第39回国際瀧冨士美術賞 優秀賞 グランプリ
2017 A- TOM賞
   久米桂一郎賞